◆家庭と仕事の両立
会社のメインである「マンション運営コンサルタント」の場合、理事会や総会が夜や土日になってしまうため、家庭との両立は難しいですが、本社の内勤に配属されれば、家庭との両立は容易。基本的に優しい会社ではあるので、事情を考慮した人事を上司が掛け合ってくれることもありますが、運次第なところもあります。
◆女性のフロント担当
新卒の男女比は半々ぐらいです。最初の配属で新卒者は男女問わずフロント担当になる確率が高いですが、顧客対応からのストレス等で多くの女性社員は続かず、本社スタッフ部門へ異動したり、休職やそのまま退職していきます。会社は女性のフロント担当を増員させようとしていますが、若い女性担当者は顧客と対等になることが難しく、精神的に追い込まれてしまうことが多いように見えます。
◆女性のキャリアアップ
会社として厚生労働省の「くるみんマーク」を取得しており、産休・育休は非常にとりやすい環境。結婚後も働く女性がとても多く、結婚願望のある女性にとっては良い会社だと思います。時短勤務・在宅勤務制度も導入され、実際に多くの女性社員が制度を利用しています(男性社員も利用者あり)。制度自体は女性の「出世」のためのものではないため、ほとんどの女性社員が子供が生まれるとBS社員(アシスタント職)へ職転しており、キャリアアップや出世を希望する女性には向かない会社です。ただ、最近では女性管理職を増やそうという動きもあるため、もし管理職になるのであれば設備系や営業系よりも経理や事務系の方が可能性が高いと思われます。
◆ワークライフ・バランス
マンションの営業担当は当然土日に理事会や総会がセッティングされるため、平日に振替休日を取得することになります。要領のいい人は自分の好きなように代休をスケジューリングできますが、大半の社員は、なかなか振替休日を取得できず、土日も出勤となり10連勤等が続いて疲弊してしまっている状況をよく見受けます。振替休日の日であっても、携帯電話には平気で連絡がきますので、携帯電話及びiPadが近くにある限り、完全に仕事から解放されることはありません。マンション管理業界全体がブラック企業の体質なので、ワークライフバランスなどは考えない方が良いでしょう。本社勤務や会計担当になると普通の企業のように休めるホワイトな環境にはなるかなと思いますが、出世コースとは言えなかったりするので、その点は注意が必要です。
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